公式ケイジヴァンが消えた日 のバックアップ(No.5)
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- 1 (2016-09-22 (木) 20:05:15)
- 2 (2016-09-22 (木) 23:34:39)
- 3 (2016-09-24 (土) 08:15:28)
- 4 (2016-09-27 (火) 18:59:08)
- 5 (2016-09-30 (金) 16:13:36)
2016年8月29日、「30日に閉鎖」という案内があったにもかかわらず、突如消えた「ケイジヴァン」
音声ファイルが有料公開された26日から29日にかけて、実際には何があったのかを、ここに書いておきます。
ソノ日
その日、たくさんの目が、そのケイジヴァンに注がれていた。
1つの発表があったからだ。
内容は「2016年8月26日に、“2062年から来た未来人”の話した音声を収録したものを、彼が未来に帰る前に、残り10時間分すべて公開する」というものだった。
それまでにも「2062年から来た未来人」が話したという音声は無料で、少しづつ公開されていた。
そのURLが公開されるのが、決まって公式ケイジヴァン。
だからその日は、たくさんの人が“そこ”を見ていた。
ただ、そこを見ている全員が少しだけ、気がかりなものを抱えていた。
というのはその音声ファイルは、先着の一部(62名)にだけ公開される、という話だったからだ。
重複して登録している人がいるとは言え、Lineやメルマガの登録者数に比べ、圧倒的に少ない数。
だから誰もが「手に入らないかもしれない」との危惧は抱いていた。
あるいは、こう思うものも居た。「何か別の意図があるのではないか?」と。
それまで音声ファイルは、21時ごろに公開されることが多かった。
そのため当日は2時間ほど前の19時頃から、公式ケイジヴァンには人が集まっていた。
万全の態勢で待ち構えている者。
何とか手に入らないかと、もっと人数を増やしてほしいと頼む者。
最初から諦めている者。
冷やかし半分で見ている者。
違う危惧から様子を見ている者。
そして。
未来人の案内人を務めているという、“現代人”のMr.Jaguarという人物が、いつものように公式ケイジヴァンに現れた。
時刻はいつもより1時間早い、20時。
URLが書き込まれ、皆がクリックする。
そこに現れたのは――有料の音声販売サイトだった。
公式の秘密サイトの裏側で
公式ケイジヴァンには、書き込みがあふれていた。
未来人の音声がこの時間数でこの金額なら、良心的だ。
こんなことなら、最初から「懐事情が苦しい」と言ってくれればいいのに。
いっそ寄付は出来ないのか。
自分は今までのお礼に買う。
最初にあった戸惑いの声は徐々に消え、「買う」という声が多くなっていく。
先着の62名に入りたいから、自分は早々に申し込んだ、という書き込みもあった。
だが公式ケイジヴァンに、有料の音声サイトのURLが表示された頃。
SeeSaaWikiにある「2062未来人Wiki」に、違う書き込みがあった。
貼りたい画像がる、と。
その書き込みに対しての答えは、「新Wikiへのリンクを、トップに貼りました」
公式ケイジヴァンと同じ、Disqusのシステムを備えた新Wikiだった。
数名の住人が移動した。
以前から、疑いを持っていた者。
有料音声サイトで、一気に興味を失った者。
そして――自分の発言が許可されなかった者。
そのスクリーンショットが、貼られた。
1つではなかった。
その晩から翌々日にかけ、疑問の声を投げかけた書き込みに限って許可が下りないと、次々と貼られていった。
一方で公式ケイジヴァンに書き込んでいた人のかなりが、不審に思い始めた。
――自分の書き込みが、許可されない、と。
中にはわざと、有料音声ファイルに対して「肯定的な書き込み」と「否定的な書き込み」の、両方を試した者も居た。
結果は当然、片方だけ。
それぞれが、真実を求めてネットの海へ彷徨い出た。
同時に先に公式に見切りを付けた者たちが、行動に出た。
Disqusのシステムを逆手にとって、自分たちの「一言プロフィール」に真相を書いて、片っぱしからフォローを開始。
公式ケイジヴァンに書き込む人数が、時間とともに減っていく。
Wikiに書き込む人数が、時間とともに増えていく。
以前からされていた噂が、広がっていく。
そうしているうち、次の事件が起きた。
2016年6月上旬
公式サイト開始(確認したところ、6月6日の模様)
2016年6月中旬
上記に少し遅れて「ケイジヴァン」設置
システムはDisqus(管理者がIPを取得できるためと思われる)。
Mr.Jaguarとの質疑応答形式になる。